名古屋徳洲会総合病院の研修医・専攻医・サブスペシャルティ研修採用サイトの「先輩メッセージ」ページ

でる杭 2018年度 初期研修修了者

田藏 昂平 KOHEI TAKURA

初期研修2年間で腹腔鏡手術を多数実施し、 がん手術を含む65例の手術を執刀

旭川医科大学 北海道出身

初期研修2年間で腹腔鏡手術を多数実施し、 がん手術を含む65例の手術を執刀

旭川医科大学 北海道

専門研修先として選んだ理由

私は、初期研修2年間を名古屋徳洲会総合病院で研修し、そのまま当院外科専門研修プログラムに進みました。当院は、積極的な姿勢があれば自分がやりたいことを自由に学んで成長していける環境ですし、丁寧に教えて下さる先生ばかりなので、専攻医としてこの病院に残ることに迷いはありませんでした。初期研修では週一回内科外来があるので、内科疾患の最低限は解るようになりますし、救急外来を担当することで救急疾患への対応もできるようになります。それに加えて私の場合は自由選択期間のほとんどを消化器外科に充て、2年目の段階で消化器外科チームの一員として働いていたので、3年目以降もすんなりと馴染むことができ、とても良かったと思っています。私としては初期研修2年間で基礎を学ぶというよりも、医者人生が40年として残りの38年に繋がる2年間にすべきで、外科を志望しているのであればとことん外科に偏った2年間にして、より多くのことを経験するという考え方でも良いのではと思います。

医師としての心がけ

医師としての心がけ

私は患者さんと接するときでもスタッフと接するときでも、いつも丁寧に、相手を尊重するように心掛けているのですが、そういう医者としての立ち居振る舞いが信頼を生み、より質の高い医療にも繋がっていくと思っています。
患者さんは医療に関して詳しい知識を持っているわけではないので、一から丁寧に説明するようにしていますし、患者さんからも質問しやすい雰囲気にするよう心掛けています。
それはスタッフや他の先生に対しても同じで、医療は医師一人で行なえるものではなくチームで行なうものですから、知らないことを責めるような対応をするのではなく優しく教えて、その時が来たら力を貸してもらえるようにしたほうが、お互いにとって、また患者さんにとってもプラスになります。
前回オペした患者さんがまた来てくれたり、家族が病気になったときに私を指名してくれたりするのは、患者さん一人ひとりに丁寧に接して、症例一つひとつに真摯に取り組んでいるからで、技術的な面も患者さんを想いやる心の面も、両方を大切にする外科医になりたいと思っています。

 
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