専攻医 (内科) 1年次
鈴木 研一朗 KENICHIRO SUZUKI
患者様や他のスタッフさんからの信頼が厚い医師になるために
京都大学/名古屋徳洲会総合病院初期研修 愛知県出身
患者様や他のスタッフさんからの信頼が厚い医師になるために
京都大学/名古屋徳洲会総合病院初期研修 愛知県
最前線で活躍できる病院だと感じました
大学5年生の冬、そろそろ病院見学をしないとと思っていた頃に、医学部の友人から名古屋徳洲会病院のことを耳にしました。自分の大学の関連病院か、地元名古屋で病院を探していましたので、とりあえず見学に行ってみようと思いました。研修先を決めるにあたって、手技がたくさんできるという点に重きを置いていました。名古屋徳洲会は知識と技術、そして熱意があれば、どんどんやらせてもらえるという話を以前から聞いていましたが、見学に行った際にも実際に研修医の方々が最前線で活躍されていて多くの手技に取り組んでいる姿を見て、魅力的な病院だと感じました。
入職してからもイメージ通りの病院でした
入職後1週間のオリエンテーションを終えるとすぐに自分の科のローテーションと救急外来での仕事が始まりました。最初はわからないことだらけで不安でしたが、実践で学ばせるというイメージ通りでしたし、初めから実践経験を積めるというのはありがたいことだなと今では感じています。また、当院は医局が一つの部屋なので、同じ部屋の中にいろいろな科の先生方がいらっしゃって、困ったときにはその場ですぐ相談できますし、自由で各科の垣根がない、コミュニケーションがとても取りやすい雰囲気です。他の職種の方々とも話しやすくて職種間の垣根も感じませんし、とても働きやすい環境だなと感じています。
研修して学んだこと
整形外科を廻った時には、実際に自分で執刀する機会があったのですが、その時のことはやはり印象に残っています。手術の場にいても見ているだけとか、カメラを持って何の操作もしないことも中にはあるのですが、自分の手で執刀したときは、医者として新たな一歩を踏み出した実感がありました。最初は緊張して汗だくでしたが、何回か入らせてもらううちに手技をスムーズに行うことができ、経験できる手技も増えていきました。消化器内科を廻った際には、入院患者様を5人ほど担当させていただきましたが、毎日検査結果や患者様の状態からアセスメントを立てて、輸液や食事、薬の管理の計画を正確に行うというのがいかに難しいことかを痛感しました。患者様を治療して無事に退院していただくためには身体的状況だけではなく経済的状況や社会的状況まで把握しなければならないということを上の先生に教わりましたが、医者は患者様の身体・メンタルだけでなく生活も含めた全体像を把握しなければならないということを学びました。
思いやりを忘れずに
私は患者様への思いやりや一緒に働く周りの人々への感謝の気持ちを忘れず、患者様や他のスタッフさんからの信頼が厚い医師になるという目標を以前から掲げてきましたが、今でもその目標は変わっていません。実際に働き始めると、やらなければならない仕事が多い時には、周りへの思いやりを忘れてしまいがちですが、そのような自分を戒め初心を忘れないように心がけています。
これから医師を目指す医学生の皆様へ
勉強会や講習会が多くアカデミックに学べる病院もあれば、この名古屋徳洲会みたいに実践経験を通して学べる病院もあります。私の場合は手技をたくさん行える病院を探していましたのでこの病院を選びましたが、どのように学べるかという点で病院を探してみるのもいいかもしれません。